never forget...

今日、
ひとつの扉が閉まる。

人なんて根本的なところはいくつになっても、
いくら痛い思いをしたって変わらないイキモノ。

変わらないなら、
世界を変えればいいんだって、
そう教えてくれた場所…

みんな最初はマイノリティ。

マイノリティから、
マジョリティになる過程を一緒に歩けたことは、
何にも変えがたいと思ってる。

でもいつまでも、
攻め続けられるわけではないし、
本気で勝負を賭けるのなら、
もうラストチャンス。

守りに入るという選択肢も、
決して逃げではないとわかってる。

でも其処に、
「我慢」があることに気付いてしまった。

6年半前といまとでは、
ガラッと状況が変わってしまったから。

世の中の市況も国の迷走も、
あの頃思い描いていた未来とは異なっていて、
信じられるものは自分自身だけだと、
気付いてしまった。

そして何もなかったはずが、
ないと思っていたところに価値があったことに、
気付いてしまったんだ。

其処に気付かせてくれたこと、
そのチャンスと閃きは此処に居たからこそ気付けたという事実を
決して忘れないよ…



本日を以って、
7年近く育ててくれた会社から卒業します。

創業期からインターンとしてずっと愛情を注ぎつつも育ってきた場所で、
正式ジョイン後も制作ディレクターの進捗管理やらブログSNSの会員獲得をしてみたり、
ブログキュレーションサービスの納品・CS・ときにコーディングにデザインもしながら、
土日に本業の経理総務を片付けていたというハチャメチャな日々もまた
いま思うと非常に楽しい日々で…

また王子ブランドの名の元に、
あまり目立つのが好きではないもののメディア出演をクーポン時代には厭わなかったのも、
自分でいま力になれることを考えてきた結果だったのかなと。

好きだからこそ戻ってきて、
恋してやまなかったサービスから派生した新サービスが大きく育ってくれたいまだからこそ、
「肩の荷」を降ろして自分の進むべき道に行こう…

その決断を出すのに、
結局3年の月日を要してしまったものの、
此れも自信を持って旅立つためには必要不可欠な
時間だったように思っていたりします。

会社名も事業も定まってなかった7年前の出逢いから考えれば、
日本いや将来的には世界中のソーシャルメディアマーケティング業界を担うような
立派な企業に育つ土台の一端を担えていたのではないかなと。

上場した暁に書くつもりだった
「子育て日記」を中の人として書けないのが唯一の心残りですが、
自分を見失わないために…



10年前の秋、
巨人の4番、そして日本球界の4番に君臨していた1選手が
自らのFA宣言の際に述べた言葉。


 最後の最後まで悩み苦しんだ。
 いまは何を言っても裏切り者と言われれかもしれないが、
 いつか「行って良かったな」と言われるよう頑張りたい…



心の師と仰ぐ彼の背中を見られるのも、
今年がラストチャンスという胸騒ぎを感じ、
奇しくも彼が日本を離れた28歳というターニングポイントに
自分も差し掛かった…

たまたま観た高校野球で、
心を奪っていった彼の背中を追い続けて、
自分もただ誰かのために夢を与えられるような
人間でありたい。

それを彼がバットなら、
自分は言葉で成し遂げたい…

そのために、
いま旅立つ。

最後になるかもしれない背中を見て、
もう一回り人間として大きくなるためにも…

今後についてですが、
早速明日の朝の便でセブへと向かい、
一ヶ月間の語学留学に入ります。

その後は、
欧州+モロッコ→9/15以降、終戦までteamMatsui→南米を経て、
年内には一度帰国予定(その後は完全白紙)。

その中で心の棚卸しをしながら、
いろいろなものに触れ合う中で次の運命的な何かと
出逢ることを信じて…

その珍道中についても、
何かの形で皆さまに都度ご報告できればと思っております。

引き続きよろしくお願いいたします。





ずっと側に居たいけど
もう旅立つ時間 ああ泣き出しそう


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目標は44歳定年退職。その後は、八重山で写真とライティングだけで生きていくための足掛かりを日々模索中。
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