ever since...

自分で描いた既定路線に乗ることを
気付けば怖気づいている自分が居た。

すれ違い始めていたのは、
本質的には物理的な距離が出来るずっと前だったのかもしれない。

それに気付かぬまま歩き、
物理的な距離ともうひとつの問題がそれを鮮明にさせながら、
小さなサインは最後まで届くことはなかった。

届いているだろうという甘えと絆は、
想像以上に脆いものだった。

そして、
後戻りできない道と思っていた選択肢が消えて、
戻れない場所となってしまった…

自業自得。

実際には新しい道にすぐ進むことなど出来ないだろうけど、
自由になった瞬間に心がようやく楽になった気がした。

何をしていても頭の片隅にあった此処数年、
特に此処数ヶ月の重圧から開放されたとき、
前向きに歩き出そうと思えた。

その道の途中で、
もし再び交わることがあったのなら、
それが答えということ。

過去を振り返っていても、
其処から答えが出ることなどなかったのだから…

＊



ハンパな夢も愛も全部リセットしたら何か見えるだろう
自分の居場所は与えてくれるものじゃない　創り出すものだから