明日ヘノ扉、、、

思い返せば、
あの日も冴えない天気だった…
*
この海が、
私をひとりぼっちにさせてから、
19年の月日が流れてた。
あの日、
幼心にひとつ鍵を掛けた。
其のコトさえ、
忘れていたよ…
*
あれから、
誰かに甘えるコトや依存するコトに
臆病になっていた気がする。
ほんの些細な疵も大袈裟に痛がっては、
どんどんどんどん自分の殻に閉じこもった。
だから、
変に大人びてしまったのかもね。
其れでも、
悩みや哀しみや苦しみが溜まって来ると、
此の海に洗い流した。
あの人が、
其の度に空から手を差し延べてくれていたからかな…
*
此処数ヶ月、
いろんな衝撃が私を過去に引き戻した。
その度に、
ひとつひとつ過去の疵がたくさん詰まったパンドラの箱を開けて、
新しい発見と其れを受け入れる強さが付いていた事実に、
気付かされるんだ…
いままでは、
あることにさえ目を背けていた過去も、
すべての出来ゴトに意味はあったんだなと、
心からそう思える。
だからいま、
此の扉を開く。
*
自分自身の中で、
すべて答えが出てから一ヶ月…
臆病になったり、
多少は遠回りしたり、
戸惑いや迷いもあったけど、
でも、もう大丈夫、
歩いてゆける…
誰がどう思うかではなくて、
自分自身がどうしたいか…
逢いたい人に『逢いたい』と言う。
気付いてみれば、
物凄く単純なことだった。
遠回りしたのではなく、
此処に辿り着くまでに通っておかなければいけない道が
一般的に見て少し多かっただけ…
もう戻らないし、
立ち止まったりはしないよ。
*
ずっと昔から眺めていた空と海と、
耳元から聴こえる6年越しのメロディー…
しとしとと小雨は降り止まない。

心の中を洗い流して、
最後に『幸せになります』と空に語りかけてみたら、
空は何処を見てもどんよりとしていたのに、
私の廻りだけは雲間から少しの青空と、
そして太陽が照り付けた。
希望の光、なのかも…
6行進むのに6年掛かったとしても、
次の10行はそんなに掛からないよね。
そうすればきっと…
*
言葉が今 時を越えて 永遠を突き抜ける
幾つもの季節を通り過ぎて
辿り着いた ふたりの場所 長すぎた旅のあと
誓った愛を育てよう
この海が、
私をひとりぼっちにさせてから、
19年の月日が流れてた。
あの日、
幼心にひとつ鍵を掛けた。
其のコトさえ、
忘れていたよ…
*
あれから、
誰かに甘えるコトや依存するコトに
臆病になっていた気がする。
ほんの些細な疵も大袈裟に痛がっては、
どんどんどんどん自分の殻に閉じこもった。
だから、
変に大人びてしまったのかもね。
其れでも、
悩みや哀しみや苦しみが溜まって来ると、
此の海に洗い流した。
あの人が、
其の度に空から手を差し延べてくれていたからかな…
*
此処数ヶ月、
いろんな衝撃が私を過去に引き戻した。
その度に、
ひとつひとつ過去の疵がたくさん詰まったパンドラの箱を開けて、
新しい発見と其れを受け入れる強さが付いていた事実に、
気付かされるんだ…
いままでは、
あることにさえ目を背けていた過去も、
すべての出来ゴトに意味はあったんだなと、
心からそう思える。
だからいま、
此の扉を開く。
*
自分自身の中で、
すべて答えが出てから一ヶ月…
臆病になったり、
多少は遠回りしたり、
戸惑いや迷いもあったけど、
でも、もう大丈夫、
歩いてゆける…
誰がどう思うかではなくて、
自分自身がどうしたいか…
逢いたい人に『逢いたい』と言う。
気付いてみれば、
物凄く単純なことだった。
遠回りしたのではなく、
此処に辿り着くまでに通っておかなければいけない道が
一般的に見て少し多かっただけ…
もう戻らないし、
立ち止まったりはしないよ。
*
ずっと昔から眺めていた空と海と、
耳元から聴こえる6年越しのメロディー…
しとしとと小雨は降り止まない。

心の中を洗い流して、
最後に『幸せになります』と空に語りかけてみたら、
空は何処を見てもどんよりとしていたのに、
私の廻りだけは雲間から少しの青空と、
そして太陽が照り付けた。
希望の光、なのかも…
6行進むのに6年掛かったとしても、
次の10行はそんなに掛からないよね。
そうすればきっと…
*
言葉が今 時を越えて 永遠を突き抜ける
幾つもの季節を通り過ぎて
辿り着いた ふたりの場所 長すぎた旅のあと
誓った愛を育てよう
at 21:42
│想