其ノ華ヲ咲カセルコトダケニ…

love4792

2011年04月01日 03:54

3.11…

日本中だけでなく、
世界中の人々の胸に刻まれたあの日から、
今日でちょうど3週間。


あっという間に過ぎていった日々、
ときに息苦しく「夢であれば…」と何度願ったことか。

其れでも時間は無情にも過ぎ、
そして言わずもがな日本も戦後かつてないほどの窮地に直面し、
何処までの傷跡を残しているのかの全容さえ見えない中で、
前だけを見て手探り状態で歩いてゆく…

湿地帯の中で、
足が底無し沼にじわりじわりと沈んでゆく感覚の中で、
此処までにないほど何かが壊れて地に足が着いたような、
いや着くのではないかというかすかな感覚。

この爪痕は、
リーマンショック以上にいずれ日本の経済や仕組みというモノを
まるごと飲み込んでしまうかもしれない。

其れがエイプリルフールであるコト、
杞憂に終わるコトを心から願っているけれど、
そうも行かない気がしている…



勝負は、
此れから夏にかけての3ヶ月間。

其の間にもきっと、
嵐の序章に過ぎない出来ゴトが起こりうるし、
其れまでに何ができるか勝負だろう…

其の一方で今回の爪痕の代償として、
日本人は『つながり』と『優しさ』という大切なモノを
少し取り戻したんじゃないかなと感じる。

でも、
其れだけで太刀打ち出来るほど、
柔な相手ではないだろう。



3.11、
あの日に何を感じて、
そして誰を想ったか…

きっと答えは其処に落ちているし、
其れがあるからいまを飛び越えていけると想う。

自分が思うが侭に生きて、
運命のままに華を咲かせられたら、
素敵なことじゃない?

何が起こるかわからないのなら、
世界はいい意味でも悪い意味でも変わり始めているのだから、
何かにしがみ付くことはもはや何の保険にもならない…



3ヶ月の時間の中で、
ある程度は決まってしまうだろう。

ある程度の未来図は浮かんでいる中で、
何処まで近づけるのかいまは走ってみたいんだ。

此処数年、
どうしたら華が咲くかを考えて考えた上で、
ようやく点と点が線を描き始めたから…



世界に一つだけの花
ひとりひとり違う種を持つ
その花を咲かせることだけに
一生懸命になればいい
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