信ジルトイウコト
あなたの背中は大きくて、
いつだって大切なときには必ず、
コトバではなく一本のバットで、
『頑張れ』と言ってくれた…
でも今回は、
少しだけ意味合いが違っていたけど…
*
7年間ずっと、
行きたかったのに踏み出せなかった壁が、
今年の夏は不思議と消えていた。
それは英語よりもむしろ、
胸を張ってあなたの背中を見られる自信が
ずっと持てなかったから…
でもようやく、
逢いに行こうと想えた。
胸を張って、
『頑張っているよ!』とそう、
いまなら伝えられると
思ったから。
だからきっと、
スタジアムを目の前にして、
長かった7年間分の想いとようやく来られたという嬉しさが、
心の底から染み出してきたのだと、感じた。
そして、
いつものように信じていたんだ、
一本のホームランを…
*
そして、
私の期待に応えるかの如く、
綺麗な放物線を描いて、
遠くへ飛んでいった。
私の夢と希望を乗せて、
フェンスを越えて飛んでいった…
大きな一歩踏み出した
私への最大級のプレゼント。
いままでの『頑張れ』とは違う、
判断に迷ったときに背中を押してくれるものではなくて、
『よく頑張った!でも、また明日からも頑張れ』という
ひとつのエールをもらった…
*
偶然と言ってしまえば、
きっとそれまでなのかもしれない。
でも、
其れを信じて海を越えた。
いままでだって、
心底願ったときの彼の打率は、
私の中では10割だったし此れからも、
きっとそうであるだろう。
それでいいのかなって。
信じるものは救われると、
信じていればそれでいいのかなって、
そう、想う。
*
この日が来ることを信じて、
ずっと此れを聴き続けていた日々が懐かしい…
遠くの国に行ったあなたはどんな空を見ているの?
夢を叶える為に進むあなたはいつも忙しい
声を聞く時間は短くていいよ
素直じゃないねこんな気持ち想いつのるばかり
もっと本当は長くしゃべりたいでも「頑張れ!」のその一言で
今日も安心して眠れるよこんなことで泣けちゃう私知ってる?
だっていつもそうあなたの言葉は嬉しいけどたまに悔しくて
どうにもならない気持ちだけれど頑張らなきゃあなたの笑顔見れない
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