二兎追ウモノ、一兎モ得ズ

love4792

2010年06月21日 00:41

ふたつのことを考えていた。

けれど、
結局どちらも答えは出なかった。

だから、
ひとつまず先に片付けてみようと、
もうひとつの結論を後回しにして、
舵を切った…


人生なんて、
生まれる前に神様から与えられた
レールの上をただ歩いてるだけ。

乗り越えられるから、
ときとして目の前に壁は現れるし、
其のことを超えたあるときに
そうなのだと気付くんだ。

神様だって、
いじわるじゃない。

必要最低限のヒントだけは、
いつだって与えてくれる。

与えてくれないときでさえも、
「自分で考えなさい」というひとつのメッセージに思えて…



ひとつ越えたら、
其の先にもうひとつのゴールが待っていると、
心の何処かで『根拠のない自信』が、
顔を覗かせる…

たとえ其の答えが今の段階で出ているとしても、
たとえときの流れに置いてけぼりにされたとしても、
いま此の瞬間で立ち止まるコトに意義があって、
其れを選べたのもひとつの勇気。

だって走りながら考えて、
結局出なかった答えなのだから、
だから立ち止まる。

其れでたとえ何か失っていても、
何かを捨てなければ大切なものは得られない…

待ってるだけじゃ奇跡は起こらないけど、
此の場所で待ってみるという決断をしたのだから、
自分を信じて…



時間は止まらなくて、
手のひらから零れ落ちるのをただ指を咥えて見ているのではなく、
捨ててはいけないもの以外は零れ落ちても仕方ないと割り切って、
其れだけは守るという何かに辿り着ければ、
きっと其れで間違いじゃない。

改めてそう気付けたコトが、
遠回りした功績。

其れでも枯れない花を探すと、
そう決めたのだから。

蒲公英のように、
踏まれても踏まれても立ち上がれる強さがないと、
次のステージへは進めないから…






本当の愛のかたち
今はまだ見えなくても
物語は続いていく
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