オトナノ階段、、、

love4792

2010年03月04日 04:00



きっと此れは、
誰もが通ってゆく階段で…


逃げ惑ってもいずれまた出逢う
越えていかなければならない此の階段に
思わず後退りしてしまうよ…

其れでもあの人が
背中を一歩押してくれたから、
踊り場まで来られた。

数年前の自分が見れば、
いま居る場所さえも奇跡に近いけれど…



『if』が、
頭を過ぎってゆく…

もしもあのとき、
もう一歩だけ勇気を出して踏み出せていたら、
心の中の消化不良に終わった火薬が、
暴れ出すことも無かったのだろう。

綺麗に華を咲かせなくとも、
咲かせようとして散るのと、
蕾のまま地に堕ちるのでは、
意味が違いすぎるから…

不格好でもなんでも、
ちゃんと花火を打ち上げられていたら、
きっと変われたのかな?

もう一歩上がれていたのかな…



待ち侘びていた結果、
望んでいない結果が目の前にやってきた。

待っていても、
やはり奇跡は起こらない…

ただ少しだけ、
もう少しだけ自分を見つめ直さなきゃ、
時間に流されて違う場所に辿り着いてしまいそうな
そんな不安に苛まれる。

其れでも、
自分に課したタイムリミットは、
刻一刻と近付いてくる。

『2年間』
という自分に課した時間の中で、
何を見つけられたのだろうか。

春の足音はもう其処まで来ているのに、
雪解けの季節はまだまだ先なのかもしれないけれど、
いずれ春はやってくる…

オトナの階段を昇ったとき、
自信を持って、胸を張って、『正しい!』と、
言える日に出来ますように。
関連記事