深海冷蔵庫、、、

こんな簡単にきめられない　あなたの事は痛いまま…

＊

躓いても躓いても立ち上がって、
『もう一度』と歯を食いしばれたあの寒い季節…

心の何処かで、
『ラストチャンス』というコトバだけが、
脳裏をかすめて焦っていた。

そして、
自分の中で決めていた期日を過ぎたあの日、
すべてパンドラの箱へ封印してしまった。

きっかけはあっても、
『もう一度』とならなかったのも事実だけど、
せっかくいま立ち止まったのならば、
確認してみたくて…

笑ってまた逢えるようになったのだし。

＊

進むべき方向性が見えず、
迷いがあるから逢いにゆく。

決められないまま、
日々は刻々と過ぎてゆき…

心の閃きに任せっきりな毎日では、
アンティークなこの時計は狂う。

もし時間を戻せるのなら、
1ヶ月と少し前のあの日へ戻すのかな？

其れが、
ひとつの指標ではあるのだけど。

＊

プレゼント選びをしていたら、
あなたに渡したプレゼントと同じモノを想い出して、
其れと同じモノを選ぼうとしていた。

其れも、
ひとつの指標ではあるのだけど…

其れでも、
歩き出すという結論には至れない。

変われない以上、
ただひたすらタイミングが合う瞬間を
待つしかないから…

１ヶ月後に、
七夕を見に行こう…
あの場所へ。